ホーム>定期購読・バックナンバー>コマーシャル・フォト 2023年2月号
【特集】
化粧品撮影を極める
新製品の発売サイクルが短く、広告ビジュアルが売上に大きく影響する化粧品撮影。テクスチャーやプロダクトデザインの美しさ、ブランドイメージなどを明確に伝えることが求められ、ターゲットに応じて他製品との差別化なども意識しなければならない。まさにフォトグラファーの技術と発想力が試されるジャンルと言える。そんな「化粧品撮影」の撮影技法・アイデアに迫るべく、8人のフォトグラファーによる作品と解説と資生堂クリエイティブによる、化粧品撮影の基本を紹介する。
【特集】
8人の作品&解説
化粧品撮影には、パッケージの材質や化粧品のテクスチャ―、製品イメージを伝える画面構成など、様々な表現がある。ここでは、8人のフォトグラファーが撮影した実際の写真作品を紹介しつつ、どのように撮影したのかを解説していく。
金澤正人/大谷麻葵/shuntaro/佐分利尚規/KOTA WATANABE/Hiro/岡﨑恒彦/国府 泰【特集】
資生堂クリエイティブ
化粧品プロダクト撮影の基本撮影・解説:金澤正人
クリームの質感を伝えるシズル/影を活かした透明ボトルの床置き俯瞰撮影/ファンデーションのディテール描写と天面の輝き/多灯ライティングによるコンパクトの切り抜き撮影/黒背景の中にハイライトでリップを浮かび上がらせる/化粧品撮影小技集/白背景に白のチューブと洗顔フォームのシズルを置く/奥行きを感じさせる背景で集合カットの世界観を作る/赤の中の赤をピンスポットでドラマチックに表現。【FEATURE】
「サマー アフター サマー」市橋織江
市橋織江が発表した写真集「サマー アフター サマー」は、長野県の松本地域をひと夏かけて巡った写真に加えて、イラストレーションとのコラボレーションにも挑んだ意欲作だ。作品紹介とともに、制作経緯など話を聞いた。
【SPECIAL】
気仙沼漁師カレンダー 10年目へ向けて
毎年名だたる写真家を起用し、2023年で9年目を迎えた「気仙沼漁師カレンダー」。彼らが捉えた気仙沼に生きる漁師の写真は「うまい」だけではなく、被写体を通したその奥に何か込み上げるものがある。2023年度の撮影を担当した公文健太郎氏の作品を掲載するとともに、公文氏とプロデューサー竹内順平氏との対談で、見るものを惹きつけてやまない漁師カレンダーの魅力に迫る。
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【SPECIAL】
キヤノンマーケティングジャパンによる写真・映像作家 発掘オーデション
「GRAPHGATE」が目指すものとはクリエイターが選ぶ 2022 CM BEST 10
MUNETAKA TOKUYAMA × 8人のクリエイター 重宗果歩 ファッションフォトプロジェクト
APAアワード2023 広告作品部門 入賞作品発表
JAC AWARD 2022 受賞者が決定
イベントレポート 東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.7
【MY BEST CHOICE GRAPHIC】
セレクター:玉置太一
LOUIS VUITTON/サントリー/日本たばこ産業【MY BEST CHOICE GRAPHIC】
セレクター:皆川壮一郎
大塚製薬/三井住友フィナンシャルグループ/パーソルキャリア【今月の広告】
GRAPHIC:サントリー「ペットボトルはゴミじゃない。資源なんだ。」
CM:キリンホールディングス KIRIN サッカー「Start Here」
MV:Vaundy × Morisawa Fonts「置き手紙」Font Specimen Music Video
【好評連載】
Communication by Photography 写真表現の極意 南雲暁彦 VOL.02 独眼流の視点[Vertical:縦位置の画角]
ゼウスのスチルライフマジック vol.22 女体蝋燭、ひと思いに燃やすかゆっくりと灯すか
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Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Special Interview 「MOKETTO」(テレビ東京「シナぷしゅ」より) 長谷和音(アートディレクター)・中谷美帆(フォトグラファー/シネマトグラファー)
藤井亮の珍夢日記