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CM・映像制作者のための ポストプロダクションハンドブック

CM・映像制作者のための ポストプロダクションハンドブック

映像制作者に必要なポストプロダクション技術の
現場ノウハウを網羅したハンドブック
B5判/146ページ
定価:本体2,600円+税
ISBN 978-4-7683-0247-7

デジタル映像制作時代において、撮影現場は映像制作の一部でしかない。
撮影後に、様々な素材を集めて編集加工し、イメージに沿った形に仕上げる、
ポストプロダクション工程が最重要なパート。
そこで本書は、映像制作者に向けた最新のポストプロダクションの
技術を紹介するハンドブックとして企画した。
映像制作がデジタル化し、映画・テレビ・Webとボーダレスに展開される今、
効率的な映像制作のノウハウを理解するに最適な1冊だ。


【主な内容】
巻頭インタビュー① 中島信也 氏(CMディレクター) 
巻頭インタビュー② 北村久美子 氏(CMプロデューサー)


第1章 撮影 
撮影は企画に沿った編集素材をつくる場として位置づける。
そのために、まず機材およびメディアの選択、そして現場での準備等を紹介する。

第2章 現像/テレシネ
ポストプロダクション工程の始まりが、現像・テレシネ。
撮影映像をデジタル素材に変換して、かつトーンを整える場がテレシネ。
ここでの一連の流れを紹介する。

第3章 オフライン編集
オフライン編集は映像制作の検証の場。
ここで企画に沿った内容をブラッシュアップしていく。
また、ここはオンライン編集をスムースに行なうための、
精密な映像の設計図をつくる場でもある。

第4章 CG制作 
ほとんどのCMで、何らかの形でCG映像が使われている。
しかしCG制作はブラックボックス状態。
そこで制作者の視点で必要なCG制作の知識を解説していく。

第5章 本編集(オンライン編集) 
本編集は、全ての映像素材をコンポジットして完成形にしていく現場。
ここで行われる代表的な基本的な合成作業を例に、オンライン編集の作業を紹介する。

第6章 MA-音編集
音は映像制作において重要な要素。そこで、音に関する制作の流れを紹介する。
現場での録音の現状、音楽制作の実態、そしてMA作業の現場、ミキサーの本音など。

第7章 納品
映像が完成しても、放送局の放送基準に合わないと放送することができない。
完全な納品原版をつくるにはどういった注意が必要なのかを紹介。

第8章 CMのWeb時代
Webでも動画CMを展開する時代になった。
そこで今求められているのはCM制作者の映像制作力。
ここではWeb時代に求められるCM制作者の知識とは何かを紹介する。


■訂正
『現像・テレシネ』欄、P.39の記事中、
一部事実と異なる記述がありました。

「通常は10時スタートで、早ければ11時にはテレシネを開始できる。」

実際には、現像作業には前後の工程があるため、
前述のような作業時間で仕上がることはありません。
株式会社IMAGICAおよび関係各位にお詫びして、
訂正いたします。