小林克也 英語がひらいた道

DJ界のレジェンドから学ぶ、英語力を身につけるための大切な「気づき」

「英語の上手な芸能人」と言えば必ず名前が挙がるDJ界のレジェンド・小林克也。しかも、まだ情報が少ない時代に海外生活や留学を経験することなく独学で英語力を身につけたとあって、広くリスペクトを集めています。本書は小林氏の幼少期から今日までの英語体験の話とともに、氏が実践してきた独自性の高いトレーニング法を紹介。「遊び」の要素を取り入れることで、勉強を意識せずに英語に親しんでいくノウハウを伝授します。発音トレーニングはQRコードで映像や音声と連動。解説は英語教育の第一人者で、自身も小林氏に多大な影響を受けてきた高橋基治氏。海外ミュージシャンとの交流など、小林氏のさまざまな経験を通じた英語学習に関する多くの「気づき」が散りばめられています。

解説者から
外国語である英語を学ぶには不利な環境だと考えられる日本で、母語話者並みの英語力を手に入れたMr.DJこと小林克也氏。いつどのように英語に触れ、どのような学習法を用いてそのレベルまで到達したのか。その全容について詳細な分析も交えてお届けまします。
また伝説の番組「ベストヒットUSA」でのインタビュー技術、カウントダウン紹介における独自のアプローチ、さらにはアーティストたちとの交流など、小林氏の魅力あふれる世界がここに広がります。
日本国内で英語学習に挑戦する方、または英語教育に携わる方々、英語は苦手だけど洋楽が大好きという皆さん、すべての人に本書を捧げたいと思います。

【目次】
1.英語との出会い（小学生〜大学時代、司会・ラジオDJ時代、その後〜現在）／2.小林流実践発音トレーニング／3.音楽番組「ベストヒットUSA」／4.日本人と英語

【著者】
小林克也（コバヤシ カツヤ）
1941年広島県生まれ。幼少期よりラジオの英語放送に親しみ、独学で英語力を身につけ、慶應義塾大学在学中に通訳ガイドの国家資格を取得。卓越した英語力でラジオ番組のDJやナレーションを数多く担当、1981年にスタートした「ベストヒットUSA」では、数多くの海外のミュージシャンに自らインタビューを行う。ミュージシャン、俳優としても活動。

【解説】
高橋基治（タカハシ モトハル）
東洋英和女学院大学教授。小学生の頃にビートルズを聴いて洋楽ファンになり、学生時代に小林克也氏のラジオを聞いて感銘を受け英語教育の道へ進む。教育機関や一般企業、幼児から高齢層まで、幅広く英語学習の指導や講演などを行う。国連英検アドバイザーおよび特A級面接官を務める。「マンガでおさらい中学英語教室」シリーズ（KADOKAWA）、「瞬訳英会話」（アスク出版）、「英語シナリオで楽しむ［ズートピア］」（学研プラス）など、著書は共著や監修を含め90冊を超える。

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