ファンタスティックRAW現像

いまRAW現像は、「不具合を修正する手段」から
「狙い通りの写真に創り上げる道具」へと進化


RAW現像ソフトは大きく進化しています。本書は、その最先端にあるAdobe Photoshop Camera Rawを使って、自分の写真を大きく変える、独自の「写真世界」を創り上げるための実践的な教科書です。Camera Rawの自由で先端的能力を遺憾なく発揮させるテクニック、細かな裏技、実践的なケーススタディを知れば、あなたがデジタル写真に抱いていたイメージは一変するでしょう。「RAWには、ここまでの可能性があったのか」と。
本書で使われる補正の方法は「基本補正」と「部分補正」の2段階式。素早く効率的に、しかし、効果を確実に実感できるレタッチ・画像加工を実例に即して紹介します。
また、Camera Rawを知り尽くした筆者ならではの、「RAW現像を前提にした撮影法」や「カメラ設定」の詳細など、修正のみに終始していたRAW現像の枠組みを超え、これまで不可能だった写真表現にまで踏み込みます。「直す」レタッチではなく、「創り上げる」RAW現像。デジタル写真の本当の真価を引き出すために、この実践的な知識をフル活用してください。


【コンテンツ】
１・イントロダクション　ここまでの明暗差を乗り越える／コントラスト調整でできること／露出補正で現れるイメージ／ホワイトバランスの応用
２・第一章　デジタル写真は「撮った後」自由に「創り変える」ものです。そこでRAWデータが活きてきます　 RAWで撮る意味、RAWで「写真を創る」喜びを知ろう／Camera Raw本当の魅力／Camera Rawのパネル詳解／基本的な「補正機能」を理解する／「レンズ補正」の使い方を理解する／「補正ブラシ」の使い方をマスターする／　「補正ブラシ」のさらなる便利な使い方を見る／「補正ブラシ」の実際の使い方を見てみよう
３・第二章　ケーススタディRAW現像　ここでは「コントラスト」「色温度」「彩度」といった補正の3基本を使いこなし、案外難しい「白の表現」、「色飽和対策」から「パートカラー」「ソフト効果」「肌の表現」「空の色を劇的に表現する」「多重露光」といった実践的な12の項目をケーススタディで解説します。


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