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日々 “HIBI" TSUKIJI MARKET PHOTOGRAPH TAKASHI KATO
築地の日々を切り取った写真集
2017年7月26日発売
B4変型判 104ページ
定価:本体5,000円+税
ISBN978-4-7683-0863-9
B4変型判 104ページ
定価:本体5,000円+税
ISBN978-4-7683-0863-9
築地と日々。
そこには、いのちが渦巻いている。
休むことなく行き交う人々
おびただしく並ぶ鮮魚と青果。
息づかいと、笑い声と、怒声
湿り気をおびた空気ににじむ電球
時を経た路地と壁、水浸しの石畳。
存在し続ける機能美と連続性
活気を宿した視線の往来
人間臭さと、圧倒的な存在。
これほどに
日々を生き抜くエネルギーを内包した
「場」が再び生まれることはあるだろうか。
逞しい命の閃光が魅せるコントラストは深く
そして、あざやかだ。
僕は、この日々を
切り取っておこうと思うのである。
【著者について】
加藤 孝(かとう たかし)
1955年湘南に生まれる。
鎌倉高校から日本大学芸術学部写真学科に進み、写真とバンド(ドラムス担当)の日々を送る。
卒業後、出版社の写真部に就職するが、三十を前にフリーとなり、「東京人」「マリー・クレール」などの雑誌を中心にポートレート、ファッションを主に撮る。
ポートレートでは、作家、映画監督、音楽家など世界的クリエイターを撮る機会が多く、1993年クリエイターたちの肖像で写真展(リクルート・ギャラリー「ガーディアン・ガーデン」)開催。
その後、芝居好きということもあり、小劇場から新橋演舞場まで幅広く演劇のポスター撮影の仕事が増える。 現在は歌舞伎のポスターを手掛けることも多い。
( 文・十河 進 )
【Page Sample】
そこには、いのちが渦巻いている。
休むことなく行き交う人々
おびただしく並ぶ鮮魚と青果。
息づかいと、笑い声と、怒声
湿り気をおびた空気ににじむ電球
時を経た路地と壁、水浸しの石畳。
存在し続ける機能美と連続性
活気を宿した視線の往来
人間臭さと、圧倒的な存在。
これほどに
日々を生き抜くエネルギーを内包した
「場」が再び生まれることはあるだろうか。
逞しい命の閃光が魅せるコントラストは深く
そして、あざやかだ。
僕は、この日々を
切り取っておこうと思うのである。
【著者について】
加藤 孝(かとう たかし)
1955年湘南に生まれる。
鎌倉高校から日本大学芸術学部写真学科に進み、写真とバンド(ドラムス担当)の日々を送る。
卒業後、出版社の写真部に就職するが、三十を前にフリーとなり、「東京人」「マリー・クレール」などの雑誌を中心にポートレート、ファッションを主に撮る。
ポートレートでは、作家、映画監督、音楽家など世界的クリエイターを撮る機会が多く、1993年クリエイターたちの肖像で写真展(リクルート・ギャラリー「ガーディアン・ガーデン」)開催。
その後、芝居好きということもあり、小劇場から新橋演舞場まで幅広く演劇のポスター撮影の仕事が増える。 現在は歌舞伎のポスターを手掛けることも多い。
( 文・十河 進 )
【Page Sample】