松本零士　零次元マンガの描き方

『銀河鉄道999』『キャプテンハーロック』のカラー画ポスターも収録！松本零士マニア必携の1冊誕生！！


齢80歳を迎える2018年には、その画業も65年となる松本零士。
「想像をカタチにする技術」のひとつがマンガだと言い、
「作品ごとにボクは地球の未来を、宇宙の未来を想像しようと心がけてきた」とも語っています。

本企画は、少女マンガからSFマンガ、戦場マンガ、大四畳半マンガなど
マルチに活躍する松本零士の創作テクニックを伝えるものです。

代表作『銀河鉄道999』を中心にした松本零士の作品に迫るとともに、
単行本化されていない「松本零士のまんがテクノロジー」完全復刻の紹介で、
マンガ家を目指す若者の興味を惹きつけます。

さらに単行本未収録の「新・セクサロイド」の第１話より、その構成法を解説。
松本マニアにとって貴重な１冊になります。



■Contents■

【目次】
■ポスター：零次元イリュージョン
巻頭口絵に『銀河鉄道999』 、『キャプテンハーロック』のカラー画ポスターを収録！


【カラー／96ページ】
■松本零士のカラー作画イリュージョン
代表作『銀河鉄道999』をメインに、『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『クイーンエメラルダス』、『新竹取物語　1000年女王』などのカラー画から、松本零士の作画に迫る。他、カレンダー用イラスト、SF小説用イラスト、少女マンガ時代のイラストなど幅広く紹介し、零次元ワールドを堪能！

■松本零士に学ぶ　零次元作画テクニック
松本零士が本画集に寄せた「メーテル」のペン画の描き方を大公開！

■零次元名画ギャラリー
『セクサロイド』を中心にしたセクシー美女たちも松本零士作品の魅力のひとつ。雑誌の表紙を飾った美女を多数紹介！　また「レイジメーター」にフォーカスを当てたカラー画を紹介。


【モノクロ／48ページ】
■実作研究『新・セクサロイド』に学ぶSFマンガの描き方
1968年に発表され人気を得た『セクサロイド』。約10年の時を経て発表された『新・セクサロイド』は復刻されず幻の作品となっている。今回その第1話を完全復刻するとともに、SFマンガの描き方を紹介・解説する。

■完全復刻『松本零士のまんがテクノロジー』に描き方の極意を学ぶ
かつて松本零士自身でマンガの描き方を連載していた『松本零士のまんがテクノロジー』。
この度、完全復刻して紹介するとともに、松本零士の前史をたどる。

■松本零士の絵手本に学ぶ ！
松本零士の作品を彩る数々の個性豊かなキャラクターたち。『銀河鉄道999』、
『キャプテンハーロック』、『男おいどん』その名場面を集めた絵手本より、
キャラクター作りの極意を学ぶ。



【著者】松本零士
1938年１月25日、福岡県久留米市に生まれる。
小学生の頃からマンガを描き始め、地元紙などに投稿、採用されている。
1954年、「漫画少年」２月号に『蜜蜂の冒険』が第１回新人王受賞作として掲載され、
雑誌デビューする。
1957年上京。少女誌で活躍した後、60年頃から少年誌に活躍の場を移す。
1968年、「漫画ゴラクdokuhon」に『セクサロイド』を連載して青年コミック誌に進出。
翌年、「COM」に連載した「四次元世界シリーズ」で熱狂的なファンを生む。
その後、下宿生活の体験をもとに「別冊漫画アクション」に「大四畳半シリーズ」、
「週刊少年マガジン」に『男おいどん』を連載する。やがて、『宇宙戦艦ヤマト』、
『銀河鉄道999』、『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『1000年女王』などのSFを描き人気爆発。
これらの作品はいずれもアニメーション化されている。
1972年、『男おいどん』で第３回講談社出版文化賞児童漫画部門賞、
78年には『銀河鉄道999』、「戦場漫画シリーズ」で第23回小学館漫画賞、
また“一連のSFシリーズ”で第７回日本漫画家協会特別賞を受賞。
2001年紫綬褒章、2010年旭日小綬章受章。



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