田代 卓の仕事 Vol.3

田代卓の真骨頂とも言える「イラスト」「絵画」「クラフトワーク」を一堂に集めた１冊

40年にわたる田代卓の仕事の中心となったイラストレーション、グラフィックエレメント、立体作品を一堂に集めた１冊。
このVol.3では、Vol.1やVol.2のようなグラフィックデザインの成果物（書籍やポスター、パッケージ等）ではなく、グラフィックデザインの素材としての作品を掲載する。デビュー間もない頃に取り組んでいた英字新聞や洋雑誌、アクリル絵具やマーカー等を使ったコラージュ、ちょっとHなヌケたヌード、定番のパントンオーバーレイの毛抜き合わせ、スミ一色の『Print it Black』、14年もの長期連載だった『週刊文春』の「読むクスリ」の挿絵。さらには、田代卓事務所のスタッフによるコラボレーションの「Cabinets」、飼育していた犬をテーマにした「Koggy Channel」、抽象作品の「Basic」,これから取り組もうとしている「寄木細工」や「木象嵌」のサンプル、若い頃手の血豆をツブしながら彫った立体作品等々、盛りだくさんな構成となっている。
　阿部真由美、太田三郎、小玉文、金子皓彦、永井裕明、名雲康晃、野村俊夫、福田さかえ、Yuzukoといった方々の田代卓へのメッセージも収録。

【著者】
田代卓（タシロタク）
1959年生まれ。イラストレーター／デザイナー。桑沢デザイン研究所卒業。田代卓デザイン事務所社長。日本ネーミング協会理事。2016年より九州産業大学芸術学部教授。
デザイン、イラストの企画制作の他、広告部案の作成、広告ビデオやフィルムポスター、カタログなどの企画制作も行う。絵本作品に「なに　なに　なあに」「やさいのうた」「たべもの」「どうぶつ」など、多数ある。　

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