特集 荒井良二
巻頭では、絵本作家・イラストレーター荒井良二さんを50ページにわたって特集します。最近作の絵本はもちろん、過去に描いた貴重なスケッチブックや、創作の跡が残るメモ書きやラフなども数多く掲載。またこれまで発表してこなかった名画の模写も紹介します。表紙は描き下ろしです。
対談 荒井良二+ミロコマチコ
ともに本誌主催のコンペ「ザ・チョイス」の入選者である荒井さんとミロコさん。ミロコさんは荒井さんの審査の時に入選に選ばれたという縁もあります。そんなお二人がいま考える、イラストレーションと絵本について話して頂きました。
特集 ミロコマチコ
野生を感じる、しなやかな強さを放った動物を描き続けてきたミロコマチコさん。絵を描き始めてから約15年、初めての絵本が出版されて約7年が経ちました。その表現は年々原始的な感覚や、身体の中にある細胞を沸き立たせるものに変化しているように見えます。“絵”と“絵本”。この2つを軸に活動する彼女は、いまどんなことを考え、描いているのでしょうか。
Artist in the World / Number.9 アルゼンチン
ディエゴ・ビアンキ
ディエゴ・ビアンキさんは、イラストレーターであり、アートディレクターであり、編集者でもあります。2011年にアルゼンチンの経済危機ですべてを失ったにもかかわらず、自国で絵を描き続けたいという想いから出版社「ペケーニョ・エディトール」を共同設立。優しさと気づきに満ちた彼の制作について話を聞きました。