イメージ:第167回 木内達朗の審査

イラストレーターの木内達朗さんによる第167回の審査が5月27日に行われました。
その結果を報告します。応募人数約600人,応募点数約1,900点。

ご自身もチョイスでの入選経験をお持ちの(92年)木内達朗さん。チョイス審査は今回が初めてです。
会場に到着してすぐに審査を開始しました。

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積み上げられた作品の山を前に、審査スタート。

まずは、2次審査に「残すもの」と「そうでないもの」を選びます。気になる作品は「残します」、選外の作品には「はい」とテンポよく作品をジャッジ。顔を近づけてじっくり見たり、立ち上がって作品の全体を見たり、終始真剣な表情の木内さん。

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立ち上がってじっくりと。

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近づいてみたり・・・。

「これって出力ですかねえ」
「この人、チョイスに出してる場合じゃないよ(笑)売り込みにいけば仕事になるんじゃないかな」
「僕の知らない物を描かれると、きちんと描けてるのか分からないなあ」
「1点だけだと判断が難しいですねえ」

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うーん、どうだろう。

1次審査が終了した時点で、ブレイクタイム。今回の応募作品の印象をお聞きしました。
「ものすごいのはないですねえ。絵として迫力がある物が少ないかな」
2次審査も同様の手順で審査、約50名が残ったところでいよいよ最終審査です。
机の上に作品を並べて、入選と準入選を選出していきます。

おっ。この人、気になっていたんだよ」
「意外とリアルな人がいなくなっちゃいましたね」
「もう1回こっち観てもいいですか?」
と、ご自身で1度選外になった作品を探す場面も。

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さっき見たのをもう1度。

机の上で良いと思った順から作品を並べていきます。何度か並べ替え、ついに入選10名と準入選6名が決定!

最後に今回のチョイス審査を終えた感想を聞きました。

「イラストレーションを意識せずに、自分の好みで選びましたね。全体の作品の感想は、仕上げに気を遣ってない人が多いですかね。最後はきちっとしないと」

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審査終了!終わりましたー。

木内さんが選んだ作品は7月27日発売号に掲載されます。お楽しみに!

審査結果

入選

近江カズヒロ、大森雅史、祖田雅弘、松倉香子、清水寿久(東京都)
田尻真弓、高寄尚子(神奈川県)
宮木ミチル(埼玉県)
新村 恵(大阪府)
原 公香(京都府)

準入選

チカツタケオ、森 由香里(東京都)
竹田匡志(千葉県)
いざわ直子、藤田佳菜子(大阪府)
矢田辺寛恵(広島県)

最終選考まで残った人々

小桧山聡子、ワタナベモトム、小林未歩、山下以登、龍神貴之、村越さとこ、石山好宏、目黒廉季、
齋藤聡(東京都)
安藤貴代子、石井映子、正一、鏡園将人、山田裕司、江川純太、永島壮矢(神奈川県)
徳永弥生、砂原弘治、中川貴雄、西辻ゆきこ(大阪府)
宮坂猛(千葉県)
堀川登代(兵庫県)
圷 順子(栃木県)
高座千夏(和歌山県)
岩松哲也、阪口岳夫(埼玉県)
岡村麻衣(愛知県)


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