すきなえ 久住昌之イラスト画集

孤独のグルメ原作者の「絵描き」としての顔

「孤独のグルメ」の原作者として知られる久住昌之氏は、漫画の原作や執筆のほか、音楽やエッセイなど多方面で活動しています。久住氏には「絵描き」としての顔があり、絵本を刊行したり自著のイラスト手がけたり、個展も毎年開催しています。本書はそんな久住氏の「絵描き」の側面にスポットを当て、展覧会やメディアで発表した作品を紹介していく作品集です。アクリル画による自画像イラストから、学生時代から続けている切り絵、色鉛筆画、大型の油彩画、陶芸作品、楽器へのペイントまで実に多彩。ポスターや本の装丁などデザイナーとして手がけた仕事も紹介します。コメントなども添えて、作品とともに著者の軽妙な文章も楽しめる一冊です。

【目次】 
part1 Acrylic Paint 「旅のうた」「日常・音楽」「今のボクを作ったひとたち」「原作者模写絵」　
part2 Paper Cutout　
part3 Colored Pencil Drawing　
part4 Oil Painting　
part5 Design「焼き物絵付け」「装丁」「ポスター」「フライヤー」「CDジャケット」

【著者】
久住 昌之（クスミ マサユキ） 
漫画家、ミュージシャン。1958年東京生まれ。法政大学社会学部卒業。美學校・絵文字工房で赤瀬川原平氏に師事。81年「かっこいいスキヤキ」で漫画家デビュー（和泉晴紀とのコンビ「泉昌之」名義）。自身は原作者として漫画家とコンビを組んだ作品が多く、谷口ジローとの「孤独のグルメ」は2012年にドラマ化されて人気シリーズとなる一方、単行本は欧州やアジア等で翻訳版が刊行されている。絵本やエッセイなどの著書も多数。切り絵作家として長年PR誌の表紙を担当するほか、切り絵や絵画などの展覧会も定期的に開催している。スクリントーンズ、Qsudamaなどで音楽活動を行い、テレビドラマの伴奏音楽制作、ライブなどを行う。

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