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チャートで読み解く美術史入門 【電子有】
チャートにすると見えてくる! 画家同士の意外な繋がりや関連性
2019年8月28日発売
B5判 112ページ
定価:本体2,400円+税
電子版定価:2,300円+税
ISBN978-4-7683-1223-0
B5判 112ページ
定価:本体2,400円+税
電子版定価:2,300円+税
ISBN978-4-7683-1223-0
チャートにすると見えてくる!
画家同士の意外な繋がりや関連性
年に複数回美術館に足を運ぶ美術ファンは今や国内で1000万人以上いると言われ、日本各地で開催される展覧会の動員数は年々拡大傾向にあります。昨年から今年にかけてはゴッホやフェルメール、ダリ、ミュシャ、ルーベンス、クリムトの過去最大規模となる展覧会が開催され、日本の画家では伊藤若冲や藤田嗣治、現代美術家の草間彌生の過去最大規模の展示がありました。
美術ファンの裾野が広がる一方で、「もっと深く美術史を勉強したい」「アートの見方を知りたい」という声もよく聞きます。美術館ではそうしたニーズに応える各種イベントが開催されていますが、近年は美術研究者や専門家以外の美術関係者による「わかりやすい」「ウラ話的」なトークイベントに人気が集まっています。本書の著者ナカムラクニオ氏は、そうしたイベントに多数出演しています。特に来場者にウケが良いのは、画家の人脈や系譜などを、相関図(チャート)を作って解説することです。チャートを用いることで画家同士の師弟関係や交友関係、ライバル関係までが見えてきて、より広く深く理解できて、新たな興味が広がります。
本書は著者が作成したチャートによって、画家の名前や作品、人脈について簡単かつ総合的に知ることができる、これまでになかった美術入門書です。「画家の成分分析」などには著者独自の新たな見解が含まれています。西洋美術と日本美術の2章構成で、美術史上最大の芸術運動であるルネサンス、日本人からも人気が高い印象派絵画、さらに日本が世界に誇る浮世絵を軸に、美術史の流れをチャートで紐解きます。著者自身による要点を押さえたイラストも、本書の見どころです。
【Contents】
第1章 西洋美術
ルネッサンス
ヨーロッパ全土に及ぶ芸術運動の全貌をチャートで俯瞰
ルネサンス/ロココ年表
ルネサンス画家の人生の浮き沈みがわかるライフチャート
印象派
ルネサンスと印象派の系譜
近代絵画の成分分析〜著名な画家はどんな画家や美術の影響を受けたのか
人気画家のライフチャート〜印象派以降の画家の人生の浮き沈みがわかる
近代美術年表
エコール・ド・パリ、シュルレアリスム、キュビスムなどのアート運動
抽象絵画やポップアートなど近現代絵画の流れを俯瞰する
彫刻の系統樹
近代&現代彫刻
第2章 日本美術
縄文土器・土偶・古墳・埴輪
縄文文化や古代美術を読み解く
浮世絵師
江戸〜幕末までの浮世絵師の系譜と多様性を見ていく
近代日本画/近代洋画家年表
明治以降の日本の美術の流れを知る
注目すべき洋画家・版画家
歴史に埋もれているが、再評価されるべき画家や版画家にスポットを当てる
【著者について】 ナカムラクニオ氏プロフィール
6次元店主/ブックディレクター。1971年東京都生まれ。荻窪にあるブックカフェ「6次元」店主。フリーランスで美術や旅番組などのディレクターとして番組制作に携わり、これまでに訪れた国は40ヶ国以上。金継ぎ作家として全国でワークショップを開催。文芸や美術に関するイベント企画にも多数参加。
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※ お詫びと訂正 ※
本書掲載の情報について誤りがございました。
下記のとおりに訂正いたします。
P40
ジュール・パスキンの属性
エコール・ド・パ → エコール・ド・パリ
P101
三岸節子の生没年
1907-1946 → 1905-1999
靉光の生没年
1908-1999 → 1907-1946
読者の皆さまならびに関係各位にご迷惑をお掛けしました
ことをお詫びするとともに、ここに訂正させて頂きます。
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【Page Sample】
チャートで読み解く美術史入門
電子版定価:2,300円+税
著者:ナカムラクニオ
【販売書店】