刻んでおきたい 名作コピー120選

刻んでおきたい 名作コピー120選

レジェンドコピーライター6名がつくった名作コピーを当時の広告と本人解説で紹介。
2023年9月6日発売
A5判 328ページ
定価:本体2,200円+税
ISBN 9784768318362

レジェンドコピーライター6名がつくった名作コピーを当時の広告と本人解説で紹介。

1980年代から2020年代まで、日本人の心に残る広告コピー、キャッチフレーズを作って来た6人のレジェンドコピーライター(安藤 隆・一倉 宏・岩崎俊一・児島令子・前田知巳・眞木 準)が自らセレクトした名作コピー120本を紹介する。

誌面では当時の新聞広告のビジュアルとコピーを並べて掲載。コピーライターがひとつの言葉をどのように捻出して来たのか。どうしてこの広告が生まれたのかを作者自らが詳しく解説してくれる。

プレゼン、競合が当たり前のビジネスシーンでは、企画書を作成する際にもチームでテーマを共有してプロジェクトを進めていくためにキャッチフレーズ、コピーの重要性は高い。

次代を担ってきたコピーライターたちの言葉は、多くの人の心に刺さるものになるだろう。

【目次】
「刻んでおきたい名作コピー120選」

安藤 隆がつくった新聞広告。
一倉 宏がつくった新聞広告。
岩崎俊一がつくった新聞広告。
児島令子がつくった新聞広告。
前田知巳がつくった新聞広告。
眞木 準がつくった新聞広告。

インタビュー:アートディレクター 副田高行(監修)

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お詫びと訂正

本書の記載に誤りがございました。読者の皆様ならびに関係者の皆様に謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。

P.170
誤)あたらしくおくすりを
正)あたらしいおくすりを

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【著者】
安藤 隆
(アンドウ タカシ) 
コピーライター。1945年大阪府生まれ。23歳で名古屋へ引っ越したため大阪の記憶はほぼない。1968年立教大学法学部卒。1973年サン・アド入社。1974年ホンダシビックCVCCの広告でTCC新人賞受賞。1982年副田高行氏とサントリーワインレゼルブの広告で出会う。私を決定的に変えてくれた仕事。1983年サントリーウーロン茶を自主プレゼンから始める。25年ほどつづいた。他の仕事としては村田製作所を20年ほど。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。東京アートディレクターズクラブ(ADC)会員。受賞歴/毎日広告デザイン賞。サンケイ広告賞。朝日広告賞。ADC賞。TCC賞多数。

一倉 宏(イチクラ ヒロシ) 
コピーライター。1955年生まれ。サントリー宣伝部から、仲畑広告を経て、一倉広告制作所を設立。TCC最高賞など受賞多数。作詞家としても活躍中。著書に『ことばになりたい』ほか。多摩美大で広告コピー論、筑波大でワークショップ形式のクリエーティブ講座を担当する。

岩崎  俊一(イワサキ シュンイチ) 
コピーライター。1947年-2014年。70年同志社大学文学部文化学科心理学専攻卒業。レマン、マドラなどを経て79年岩崎俊一事務所を設立。TCC賞、ACC賞、ギャラクシー賞大賞、読売広告賞、朝日広告賞、毎日デザイン広告賞、日経広告賞、カンヌライオンズほかを受賞。近年は、雑誌などでエッセイも執筆。著書に『幸福を見つめるコピー』。

児島 令子(コジマ レイコ) 
コピーライター。大阪府生まれ。京都女子大学卒業。拠点は大阪の児島令子事務所。東京の仕事多数。earth music&ecology「あした、なに着て生きていく?」、日本ペットフード「死ぬのが恐いから飼わないなんて、言わないで欲しい。」、サントリー「ウイスキー飲もう気分。」、サンスター「口は、生きるの1丁目。」など。TCC最高賞、朝日広告賞(グランプリ)、ACCグランプリ、日経広告賞、佐治敬三賞ほか受賞多数。

前田 知巳(マエダ トモミ)
コピーライター。1965年生まれ。東京外国語大学卒業。博報堂を経て1999年からフリーランス。朝日広告賞最高賞、毎日広告デザイン賞最高賞、読売広告大賞読者大賞、TCC(東京コピーライターズクラブ)最高賞、ADC(東京アートディレクターズクラブ)賞、JR東日本ポスターグランプリなど受賞歴他多数。著書に『表現の自由Ⅱ』(尚学社)『考告。』(インプレスジャパン)ほか。

眞木 準(マキ ジュン) 
コピーライター。1948年‐2009年。博報堂入社後、コピーライターとして、ソニー、ライオン事務器、全日空、キヤノン、サントリーなどの広告制作を担当。83年にフリーランスとして独立。伊勢丹、ビクター、TDK、国際羊毛事務局、キリン、ホンダ、三陽商会などの広告制作を担当する。TCCクラブ賞、ADC最高賞、朝日広告賞、毎日デザイン賞、日経広告賞、読売広告賞ほか受賞多数。

【監修】
副田 高行(ソエダ タカユキ) 
アートディレクター。1950年福岡県生まれ、東京育ち。スタンダード通信社、サン・アド、仲畑広告制作所を経て、副田デザイン制作所設立。アースミュージック&エコロジー、朝日新聞社、岩田屋、NHK、サントリー、JRA、シャープ、新潮社、ソフトバンク、全日空、富士フイルム、タカキベーカリー、高橋酒造、宝島社、TOTO、トンボ鉛筆、トヨタ自動車、ナイキ、野村ホールディングス、ライオンなど、40年以上にわたって、様々な企業のグラフィック広告、ロゴデザインに携わり、現在も作り続けている。主な受賞歴:東京ADC賞・会員賞、朝日広告賞、毎日広告デザイン賞、日経広告賞など。

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